英連邦最大の総合競技大会「第23回コモンウェルスゲームズ(グラスゴー2026)」が、7月23日(木)からスコットランド・グラスゴーで開幕します。会期は8月2日(日)まで。在マレーシア日本人にとっても「第二の祖国」マレーシアの活躍を応援できる好機です。
大会概要
- ●開催期間—2026年7月23日(木)〜8月2日(日)
- ●開催地—スコットランド・グラスゴー
- ●開会式—7月23日、OVOハイドロ(グラスゴー市内)
- ●競技数—10競技(2022年バーミンガム大会の19競技から大幅縮小)
- ●実施競技—陸上・水泳・体操・トラック自転車・ネットボール・ウェイトリフティング&パラパワーリフティング・ボクシング・柔道・ボウルズ・3×3バスケットボール
バドミントン消滅 ― マレーシアに試練
今大会最大の注目点は、マレーシアのお家芸「バドミントン」が競技プログラムから除外されたことです。開催費削減を理由に、バドミントンのほかスカッシュ・飛び込み・新体操・卓球の計12競技が大会から姿を消しました。
マレーシア五輪評議会(OCM)はバドミントン競技の自国開催を申し出ましたが、コモンウェルスゲームズ連盟(CGF)はこれを却下。バーミンガム2022で同国が獲得した14メダル(金4個)はすべて今回除外された競技からであり、ユース・スポーツ省のハナー・イェオ大臣は「グラスゴーでは16メダルを失う計算になる」と述べています(マレーシア・リザーブ紙)。
それでもマレーシアは戦う ― ウェイトリフティングに期待
競技縮小を受けてもマレーシアは大会をボイコットせず、全力で参加する姿勢を示しています。
ウェイトリフティング:最大のメダル源
マレーシアが最も期待を寄せるのがウェイトリフティングです。
- ●歴代コモンウェルスゲームズでも多くの金メダルを獲得してきた実績があり、マレーシアにとって「バドミントンに次ぐ第2の主力競技」とされる
- ●グラスゴー2026には男子6名・女子3名の計9選手が出場権を獲得済み
- ●複数の重量別種目にわたって争われるため、複数メダルの獲得が現実的
パラパワーリフティング:世界王者が参戦
- ●ボニー・ブニャウ・ガスティン選手は、パラリンピック2連覇・コモンウェルスゲームズ金メダリストでパラパワーリフティングの世界的強者。グラスゴーでも金メダル最有力候補
そのほかのメダル候補
バーミンガム2022では、ウェイトリフティング・柔道・トラック自転車・ボウルズの残留競技から9メダル(金3個)を獲得しており、今大会でも同水準の成績が期待されます。
在マレーシア日本人への観戦ポイント
マレーシアでは、民放テレビやストリーミングサービスでコモンウェルスゲームズの主要競技が中継される予定です。また、日本では英国スポーツとして一部メディアが取り上げることもあります。
- ●7月23日の開会式をウォッチリストに追加
- ●ウェイトリフティングとパラパワーリフティングの出場時間帯をチェック
- ●マレーシアが逆境のなかで「バドミントン頼みではない強さ」を証明できるか注目
参考:
- ●Wikipedia「2026 Commonwealth Games」(2026年7月現在)
- ●Wikipedia「Malaysia at the 2026 Commonwealth Games」
- ●BERNAMA「Glasgow 2026 Set To Test Malaysia's Sporting Depth Beyond Traditional Medal Sports」
- ●The Rakyat Post「Malaysia's Medal Aspirations Hit A Snag As Glasgow Cuts Key Sports」(2024年10月)
- ●Sinar Daily「12 sports dropped from 2026 Commonwealth Games: What it means for Malaysia?」(2024年10月)
- ●The Malaysian Reserve「M'sia set to lose 16 medals at 2026 Commonwealth Games — Hannah」(2024年10月)
- ●British Weightlifting「Weightlifting and Para Powerlifting to feature at the Glasgow 2026 Commonwealth Games」
(情報時点: 2026年7月3日)