クアラルンプールの新ランドマーク「ムルデカ118(Merdeka 118)」の足元に、大型商業施設「118 Mall」が2026年8月に開業する見込みです。ムルデカ118はブルジュ・ハリファ(ドバイ)に次ぐ世界2番目に高い超高層ビルで、その玄関口となる本モールは、300を超える店舗と地元色の強いフードエリアを備えた注目のスポットです。在住日本人の週末の買い物・食事・来客のもてなし先として、押さえておきたい新名所を整理します。

ムルデカ118とは

ムルデカ118は、クアラルンプール中心部のジャラン・ハン・ジェバット(スタジアム・ムルデカ近く)に立つ高さ678.9メートル・118階建ての超高層ビルです。2021年11月に構造頂上到達(トッピングアウト)し、2024年1月に落成式が行われました。ブルジュ・ハリファに次ぐ「世界2番目に高いビル(かつ構造物)」とされ、オフィス、展望デッキ「The View @118」、パーク・ハイアット・クアラルンプール、住居棟「ムルデカ・レジデンス」などで構成される複合開発です。

118 Mall の概要

複数の現地報道によると、118 Mall の主な特徴は次のとおりです。

  • 開業時期2026年8月(本稿執筆時点で正式な開業日は未発表)
  • 店舗数300を超える小売・飲食テナント
  • 契約状況小売区画の70%超がすでに契約済み
  • 来場見込み開業初年度で約2,200万人を想定
  • 立地ムルデカ118タワーと一体化し、展望デッキ「The View @118」への主要な入口となる

小売面積は約80万平方フィートに及ぶと報じられています。

テナントの顔ぶれ

現地報道で挙げられている主なテナントは以下のとおりです。

  • ファッション・ライフスタイルCoach、Hackett London、Cole Haan、ASICS、Li-Ning、Skechers、Decathlon、Habib Jewels
  • アンカー(大型店)location_onVillage Grocer(スーパー)、Babyshop、HappiKiddo、SOGO118
  • 飲食(F&B)Kenny Hills Cafe、ZUS Coffee、Eight Ounce Coffee、Oriental Kopi、Serai、Dolly Dim Sum、Cili Kampung

見どころ — 地元色とドーム空間

118 Mall の特徴は、地元マレーシアの食・工芸・クリエイティブを集めたエリアを前面に押し出している点です。約8万平方フィートの「マレーシアン・アルティザン・ディストリクト(Malaysian Artisan District)」や、レベル3に設けられる約4万平方フィートのフードホール「Makanizm Food Hall」では、ローカルフードや職人の手仕事を体験できるとされています。

またレベル4の約2万平方フィートのイベント空間「The Atmosphere」は、直径88メートルのガラス製ドーム天井と大型LEDスクリーンを備え、館内のランドマーク的な空間になる予定です。

在住日本人へのポイント

ムルデカ118はKL中心部にあり、既存のブキッ・ビンタンやKLCC周辺とはまた違う新しい回遊エリアになりそうです。展望台「The View @118」への玄関口を兼ねるため、来客の案内先や休日の外出先として使い勝手がよいでしょう。開業当初は混雑や一部区画の未オープンが見込まれるほか、正式な開業日や各店舗の営業開始時期は変動しうるため、来館前に公式発表や最新情報を確認することをおすすめします。


参考: The Edge Malaysia(EdgeProp.my)、TheSmartLocal、英語版Wikipedia(Merdeka 118)ほか現地各紙。いずれも2026年7月時点の情報。開業日・テナント・各種数値は今後変更される可能性があります。