2026年7月4日、クアラルンプール中心部のジャラン・アンパン(Jalan Ampang)に、アジア初かつ最大級をうたう統合型ドリアン体験施設「クアラルンプール・ドリアン体験センター(KLDEX=Kuala Lumpur Durian Experience Centre)」がオープンしました。同時に「マレーシア・ドリアン・フェスティバル2026」も始動し、マレーシアの"果物の王様"を文化・観光の目玉として世界へ発信する取り組みが本格化しています。ドリアン好きの在住日本人にとっても、来客をもてなす新しい定番スポットになりそうです。
KLDEXとは
KLDEXは、ドリアンの歴史・文化・食・物販・教育を一つ屋根の下に集めた体験型施設です。延床面積は約20,451平方フィート(約1,900平方メートル)で、「アジア初かつ最大の統合型ドリアン体験センター」と位置づけられています。
運営は2023年設立の現地企業「MyBolehBoleh」で、共同創業者はAng Kean Wee氏とEdison Ang Wei Phang氏です。マレーシア観光芸術文化省(MOTAC)とマレーシア政府観光局(Tourism Malaysia)が後援し、開業式典は観光芸術文化相のDatuk Seri Tiong King Sing氏が執り行いました。共同創業者のEdison Ang氏は、施設の狙いを「マレーシアのドリアン文化遺産を守り、各品種の物語を体系的に記録すること」と説明しています。
施設の中身
報道と公式情報によると、館内はおおむね次の構成です。
- ●ドリアン文化博物館—中世ヨーロッパや中国の航海者による記録・写本を含む歴史アーカイブ、栽培農園を再現した展示、インタラクティブな体験ゾーン
- ●オーチャード(果樹園)体験ゾーン—栽培から食卓までの「farm-to-table」の流れを紹介
- ●没入型シアター—演劇・振付・ラップ・音楽を組み合わせたパフォーマンス
- ●飲食(F&B)—ドリアンカフェやレストラン
- ●物販—ドリアンをテーマにした土産物・小売スペース
- ●アートギャラリーとガイド付き試食—訓練を受けたホストによるドリアンの食べ比べ体験
マレーシア・ドリアン・フェスティバル2026
KLDEXの開業は、テーマ「One Durian. A Whole Malaysia(ひとつのドリアン、ひとつのマレーシア)」を掲げる「マレーシア・ドリアン・フェスティバル2026」の起点でもあります。ドリアンを単なる果物ではなく、地域・産業・来訪者をつなぐ文化・観光のシンボルとして打ち出す狙いです。フェスティバルはKLDEXを皮切りに、国内の他都市や海外市場へ広げる構想で、報道では中国の複数の省・都市への展開が言及されています。
訪問の実用情報(公式サイト・2026年7月時点)
以下は運営の公式サイトに掲載されていた情報です。料金・時間は変更される可能性があるため、来訪前に最新情報の確認をおすすめします。
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- ●営業時間の目安—博物館・物販 10:30〜22:30、レストラン 12:00〜23:00、ドリアンショップ 10:30〜24:00
- ●シアター上演回—11:30/14:00/15:30/17:00
- ●入場料(博物館 または シアター単体)—外国人(パスポート提示)大人RM49・子ども RM39 / マレーシア人(MyKad)大人RM39・子ども RM31
- ●コンボ(博物館+シアター)—外国人 大人RM68・子ども RM58 / マレーシア人 大人RM58・子ども RM48
- ●問い合わせ—電話/WhatsApp +6 011-6879 3111、メール hello@kldex.my
在住日本人にとってのポイント
日本からの来客や家族連れの週末の行き先として、雨季(7月はスコールが多い季節)でも天候に左右されにくい屋内スポットである点は使い勝手が良さそうです。ドリアンが苦手でも、博物館やシアターで文化として楽しめる構成になっており、「匂いはちょっと…」という同行者とも訪れやすいのが特徴です。立地はKL中心部のジャラン・アンパンで、公共交通でもアクセスしやすいエリアにあります。
参考: BERNAMA(マレーシア国営通信社)、The Star、Asia News Network、Borneo Talk、KLDEX公式サイト。情報時点=2026年7月(開業日 2026年7月4日)。料金・営業時間は公式サイト掲載時点のもので、変更の可能性があります。