日本航空(JAL)は2026年8月7日、マレーシア航空が9月2日に運航再開する福岡-クアラルンプール線でコードシェア販売を開始したと発表しました。あわせて、対象便への搭乗でマイルが通常の2倍積算される「ダブルマイルキャンペーン」も実施しています。九州を拠点にマレーシアとの行き来がある在住日本人には、JALマイルを使った予約・積算の選択肢が新たに加わります。

路線再開の背景(おさらい)

マレーシア航空は2026年4月3日、福岡-クアラルンプール線を9月2日に再開すると発表済みです(2006年9月の運休以来20年ぶり、東京・大阪に続く日本で3番目の就航都市)。週5往復・運航ダイヤ等の詳細は既報の通りです。今回新たに判明したのは、使用機材の確定とJALとの提携内容です。

使用機材が確定 ― ボーイング737-8型、2クラス174席

Aviation Wireによると、使用機材はボーイング737-8型機(737 MAX 8)で、座席数はビジネスクラス12席・エコノミークラス162席の2クラス174席です。運航ダイヤは次の通りです。

  • MH56(クアラルンプール発)クアラルンプール23:45発 → 福岡07:05着(翌日)/運航曜日:月・水・金・土・日
  • MH57(福岡発)福岡10:00発 → クアラルンプール15:45着/運航曜日:月・火・木・土・日
  • 所要時間はクアラルンプール発が約6時間20分、福岡発が約6時間45分

マレーシア・アビエーション・グループ(MAG)のナサルディン・A・バカール社長兼グループCEOは、同路線で直行便を運航する唯一の航空会社(2026年4月の発表時点)として、乗り継ぎなしのシームレスな移動を提供できることを強みに挙げています(MAG英語版プレスリリース、2026年4月3日)。

JALとのコードシェア、8月7日開始

JALは2026年8月7日、対象のコードシェア便(クアラルンプール発MH56/JL7098が9月2日運航開始、福岡発MH57/JL7099が9月3日運航開始)の販売開始を発表しました。両社は2020年7月25日から共同事業(JV)を実施しており、今回の福岡線コードシェアはその枠組みの拡大にあたります。JALグループが運航する福岡発着の国内線でもマレーシア航空とのコードシェアを実施し、福岡を経由した日本各地への乗り継ぎ利便性も高めるとしています。

今回の取り組みは、JALが政府の「2030年までにインバウンド6,000万人」目標を後押しするための地方送客施策の第二弾です。第一弾は7月21日に発表された関西-台北(桃園)線の、繁忙期限定・2年ぶりの運航でした。

ダブルマイルキャンペーン、要事前登録

JAL公式サイトによると、ダブルマイルキャンペーンの適用には以下の条件があります。

  • 事前登録が必須(登録前に搭乗した分は対象外)
  • 登録期間:2026年8月7日(金)~11月1日(日)
  • 搭乗期間:2026年9月2日(水)~2027年3月31日(水)
  • JL便名(JL7098・JL7099)での搭乗のみ対象。MH便名(MH56・MH57)でマレーシア航空から直接予約した場合は対象外です
  • 対象予約クラス:J、C、D、I、Y、B、H、K、M、L、V、S、N、Q(X、O、Z、Gは対象外)
  • JALマイレージバンク(JMB)会員が対象

詳細・登録はJAL公式サイトの当該キャンペーンページをご確認ください。

在住日本人にとっての意味

これまでマレーシア航空の日本路線は東京・大阪の2都市体制でしたが、福岡就航によって九州方面との移動が直行便で可能になります。JALマイルを使った予約・マイル積算を希望する場合は、コードシェアのJL便名での予約が必要な点にご注意ください(マレーシア航空のMH便名で直接予約するとダブルマイルの対象外になります)。なお、両社とも運航スケジュール・機材は関係当局の認可等を前提としており、予告なく変更される可能性がある旨を発表時に注記しています。実際の予約・運賃・キャンペーン適用条件は各社公式サイトで最新情報をご確認ください。


参考:JAL公式プレスリリース(2026年8月7日)、JAL公式キャンペーンページ、Malaysia Aviation Group英語版プレスリリース(2026年4月3日)、Aviation Wire(2026年8月7日)