「サーブを返したら、次はそのまま打っていい?」。ピックルボールを始めたばかりだと、ボールを弾ませるタイミングに迷いますよね。
まずは「レシーブ側で1回、次にサーブ側で1回、弾ませてから返す」と覚えればOKです。これが2バウンドルールの基本です。
この記事では、サーブから打球を順に追いながら、いつからボレーできるのかを整理します。未経験のあなたも、コートに立つ前に流れを確認してみてください。
そもそも2バウンドルールとは?
2バウンドルールは、サーブを受ける側とサーブを打った側が、それぞれ最初の返球をする前に、自分たちのコートでボールを1回弾ませるルールです。
サーブを受ける側の返球を「リターン」と呼びます。このリターンは、サーブのボールが地面や床で1回弾んでから打ちます。続いてサーブ側も、戻ってきたボールを1回弾ませてから返します。
一方、ボールが弾む前に空中で打ち返すことを「ボレー」といいます。最初の2回の返球ではボレーができず、双方が1回ずつ弾ませたあとは、ボレーも選べるようになります。
名前に「2」とありますが、同じ側のコートで2回弾ませる意味ではありません。「両サイドで1回ずつ、合わせて2回」と考えると、区別しやすくなります。
サーブからの手順を4打目まで追ってみよう
ここでは、サーブを打つ側をA、受ける側をBとして見てみましょう。打球の数は、サーブを1打目として数えます。
- 1打目:Aがサーブを打ち、対角線のサービスコートへボールを送ります。
- 2打目:Bはサーブを自分側のコートで1回弾ませてから、A側へ返します。これがリターンです。
- 3打目:AはBのリターンを自分側のコートで1回弾ませてから、B側へ返します。
- 4打目:Bは、ボールを弾ませて返すか、ボレーで返すかを選べます。ただし、ボレーには立つ場所などの条件があります。
つまり、サーブを含めて数えると、ボレーを選べるのは4打目からです。3打目を打つAには、まだ「1回弾ませる」という条件が残っています。
サーブ側にいると、相手がサーブを弾ませて返したところで、条件が済んだように感じるかもしれません。そこで「自分たちの側でも、もう1回」と思い出すのがポイントです。
最初の練習では、「サーブ→Bでポンと弾む→Bが返す→Aでポンと弾む→Aが返す」と、ボールが床に触れる場面を声に出して確認してみましょう。速さより、順番をつかむことを優先して大丈夫です。
初心者がつまずくポイント
サーブのリターンを空中で打ってもいい?
サーブが打ちやすい高さで飛んできても、リターンをボレーで返すことはできません。1回弾む前に打つと、フォルトと呼ばれるルール違反になります。サーブを受けるときは「まず弾むのを待つ」と意識しましょう。
ダブルスでは、サーブを打った本人だけが待つの?
待つ必要があるのは、サーブを打った本人だけではありません。ダブルスでそのパートナーが3打目を打つ場合も、相手のリターンを1回弾ませてから返します。「誰が打つか」ではなく、「どちらの側の最初の返球か」で考えましょう。
2回のバウンドが済んだら、毎回ボレーするの?
ボレーができるようになっても、ボレーをする義務はありません。その後も1回弾ませてから返せます。最初は、飛んでくるボールに合わせて無理なく返すことを目指しましょう。
また、2バウンドルールの条件を満たしても、どこでもボレーできるわけではありません。ネット際のノンボレーゾーン(キッチン)は、ボレーに制限があるエリアです。
キッチンを囲むラインも、そのエリアに含まれます。ボレーのスイングや打ったあとの動き、勢いで入る場合も含めて、足などがキッチンやラインに触れるとフォルトです。ボレーを選ぶときは、ボールの順番と足元の両方を確認してください。
数え方がわからなくなったら?
練習では、サーブ前に「受ける側で1回、打った側で1回」と相手やパートナーと確認しておくと、流れを共有しやすくなります。途中で迷った場面は、どちらの側で弾んだかを振り返ってみましょう。
ほかのルールも含めて理解度を確かめたいときは、全50問・解説付きのルール検定も活用できます。答えを間違えたところから、説明を読み直す使い方もおすすめです。
まとめ
- サーブを受ける側は、ボールを1回弾ませてからリターンする。
- サーブ側も、そのリターンを1回弾ませてから3打目を打つ。
- 4打目からはボレーも選べる。ただし、キッチンのルールを守る。
次にコートへ立ったら、まずは「受ける側で1回、サーブ側で1回」と声に出して、返球の順番を確かめてみましょう。
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