2026年のルールを確認するとき、「サーブが厳しくなった」「ネットポストなら得点」と見出しだけで覚えると、実際の判定を誤ります。どの場面に、どの条件が加わったのかを分けて読みましょう。
この記事は、通常の練習やUSAPルールを採用する大会で、以前の説明と違う判定に迷った人向けです。USA Pickleballの2026年正本と公式変更資料を基準にします。他団体の大会では独自規定も確認してください。
ボレーサーブ:三つの条件を同時に満たす
2026年7.Cでは、打球時にパドルが明確に上向きの弧を描くこと、パドルヘッドの最高点が手首関節の最高部より明確に高くないこと、球が腰より明確に高くないことを定めています。フォアでもバックでも可能ですが、どれか一つだけ満たせばよいわけではありません。
「パドルを下にしたから大丈夫」と自己判断せず、打球時の位置と動きを合わせて確認します。サーブ前の球のリリースに意図的な回転を加えることと、打球時にパドルで回転をかけることも別です。
ドロップサーブは、別の条件で確認する
自然な高さから球を落とし、バウンドした後に打つドロップサーブには、ボレーサーブの上記三条件をそのまま当てはめません。落とす際に球を押し出したり、投げ上げたりすることはできません。足の位置や対角のサービスコートへ入れる条件は引き続き確認します。
ネットポスト:先に相手コートでバウンドしたか
| 球の順序 | 考え方 |
|---|---|
| 相手コートへバウンドする前にポストなどへ触れる | 打った側のフォルトになる条件を確認 |
| 相手コートでバウンドし、相手が返せないまま永久設置物へ触れる | 返せなかった側のフォルトとなる条件を確認 |
2026年10.C.4と10.C.5は、永久設置物へ接触する前後のバウンドを区別します。直接ネットポストに当てれば打者の得点、というルールではありません。相手コートへ落ちてから風や回転でポストに触れる場面を、直接接触と混同しないようにしましょう。
多重接触:一人の連続した同方向のストロークか
10.Dでは、同じ選手による、連続した単一方向のストロークの中で球が複数回当たる場合を扱います。打ち直す、方向を変えて二度打つ、二人で球を打って返す、といった別の動作まで許可するものではありません。以前からのダブルヒットの説明と、2026年の整理を分けて確認します。
練習で確認する三場面
編集部の提案として、サーブを横から見てもらう、ネット周辺の接触を「先にどこへ落ちたか」で説明する、多重接触を連続した動作かで言葉にする、の三つを試してください。規則の正確な適用が必要なら審判や指導者へ確認します。
全体の変更は2026年ルール変更ガイド、初めての試合ならスコアと基本ルールから確認できます。
