「初めてのパドル、14mmと16mmはどちらを選べばいい?」。商品説明を見ても、厚さの数字だけでは違いを想像しにくいですよね。
未経験のあなたは、まず「軽く当てたときの飛び方」と「狙った場所への返しやすさ」を比べるところからでOKです。
この記事では、厚さによる打球感の傾向と、試打で確認したい3つの基準を整理します。
結論:まずはこれでOK
ゆっくりしたボールを狙った場所に返したいなら、まず16mmを比較の出発点にしてみましょう。軽く当ててもボールが出る感覚を求めるなら、14mmも試す候補になります。
- 14mm:薄めの設計では、軽く当てたときにボールが弾みやすく、歯切れのよい打球感になる傾向があるとされています。
- 16mm:厚めの設計では、ボールの勢いを抑えやすく、狙った距離に返す感覚をつかみやすい傾向があるとされています。
ただし、これは大まかな傾向です。「14mmは上級者向け」「16mmなら初心者に合う」とは決められません。同じ厚さでも、素材や内部構造によって飛び方は変わります。
14mm・16mmは、主にコアと呼ばれる内部の芯材の厚さを示す表記です。商品説明では、何の厚さを示しているのかも確認しましょう。数字が大きいほど高性能、という意味ではありません。
選び方の3基準
1.軽く当てたとき、距離を調整しやすい?
最初に試したいのは、強打よりも短い距離の返球です。相手からゆっくり送ってもらったボールを、小さな振りで返してみましょう。14mmと16mmの両方で、次の点を確認します。
- 飛びすぎないか:軽く当てたつもりでも、狙った場所より遠くへ飛んでしまわないか。
- 届きにくくないか:狙った場所へ返すために、毎回大きく振ったり力んだりしていないか。
「力を抑えるのが難しい」「返すたびに力んでしまう」。どちらも、比較するときの大切な手がかりです。飛ぶ量の多さより、自分で距離を調整しやすいかを見てください。
2.当たった感覚をつかみやすい?
打球感とは、ボールが当たったときに手に伝わる感覚のこと。弾く感じがわかりやすい人もいれば、衝撃が穏やかなほうが落ち着いて打てる人もいます。
試打では、面の中央に当たったときに加え、練習中に中央から少し外れて当たったときの返球も比べましょう。わざと外して打つ必要はありません。厚さだけで判断せず、当たる位置がずれたときに方向や距離がどのくらい変わるかを見ます。打球音の好みと、扱いやすさも分けて考えると選びやすくなります。
3.同じ条件で比べられている?
できれば、同じシリーズの14mmと16mmを、同じボール・同じ練習で比べるのがおすすめです。違うシリーズ同士では、厚さ以外の影響も混ざるためです。同じシリーズでも重量や形状などが異なることはあるので、厚さだけの比較とは限らない点に注意しましょう。
- 短い返球を無理なく続けられる位置に立ち、相手コート内でボールを落としたい場所を決める。コートのラインなどを目印にする。
- 相手には同じ位置から、できるだけ同じ速さ・高さのボールを送ってもらう。一方のパドルで数球返したら、立つ位置と目標を変えずにもう一方でも試す。
- どちらでも、目標より遠くへ飛びすぎないか、届かせようとして力まないか、方向を合わせやすいかを確認する。
- 次に少し離れた位置でも同じように比べる。両方をもう一度持ち替え、1球の成功や失敗だけで決めず、無理なく返しやすいほうを選ぶ。
試打できない場合は、商品説明の「反発を重視」「コントロールを重視」といった設計意図も確認しましょう。コントロールとは、狙った方向や距離に打ち分けることです。「厚い=重い」「薄い=振りやすい」とは限らないため、重量の記載も確認し、厚さだけで扱いやすさを判断しないのがコツです。
予算別おすすめの考え方
初めて購入するなら、5,000〜8,000円前後を目安に候補を探す考え方がおすすめです。その範囲で希望する厚さが見つからなくても、数字だけを理由に急いで予算を増やす必要はありません。価格や品ぞろえは販売店・時期で変わります。
- 5,000円未満で探す場合:入門セットなども選択肢。厚さの記載がなければ、写真から推測せず販売店に確認する。
- 5,000〜8,000円前後で探す場合:最初の1本の目安として、厚さと設計意図が確認できる候補を比べる。
- 8,000円を超えて検討する場合:価格だけで決めず、試打で好みがわかってから候補を広げる。
厚さ以外も含めて道具選びを整理したい方は、用途別の選び方をまとめたギアガイドも参考にしてください。
まとめ
- 14mmは弾みやすさ、16mmは距離の調整のしやすさに特徴があるとされていますが、素材や内部構造によって変わるため、厚さだけでは決められない。
- 試打では、両方のパドルで同じ場所を狙い、飛びすぎ・届きにくさ・方向の合わせやすさを比べる。
- 最初の購入は5,000〜8,000円前後を目安に、自分が無理なく返しやすいものを選ぶ。
次にパドルを借りられる機会があれば、まずは同じ場所を狙う短い返球から比べてみましょう。
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