「試合中、いつ反対側のコートへ移るの?」。初めてピックルボールをするあなたには、移動のタイミングも気になるところですよね。
まずは「ゲームとゲームの間に入れ替える。最終ゲームなどでは、途中にも入れ替える」と覚えておけばOKです。
この記事では、コートを入れ替える意味、タイミングの目安、当日のルールを確認するポイントを紹介します。
そもそもエンドチェンジとは?
エンドチェンジとは、ネットを挟んだ両側のコートを、相手と入れ替えることです。「コートチェンジ」と呼ばれることもあります。ダブルスなら、ペアの二人が一緒に反対側へ移ります。
たとえば、入口に近い側でプレーしていたチームが、次は入口から遠い側へ移るイメージです。自分たちのコート内で右と左を移動することとは、区別して考えましょう。
屋外では日差しや風、屋内では照明や背景の見え方など、コートの両側で条件が違うことがあります。エンドチェンジには、片方のチームだけが同じ条件でプレーし続けるのを避ける役割があります。
ここでいう「ゲーム」は、決められた点数と勝利条件を満たすまでの一区切り。「試合」は、一つ、または複数のゲームで勝敗を決める全体を指します。この違いがわかると、入れ替えの説明も読みやすくなります。
いつ入れ替える?基本のタイミングを順番に確認
次の点数は、一般的な競技形式での目安です。何点で行うか、何ゲームで勝敗を決めるかによってタイミングが変わるため、参加する大会や練習会の採用ルールを優先してください。
- ゲームとゲームの間:一つのゲームが終わり、次のゲームを始める前に両チームが反対側へ移ります。
- 最終ゲームの途中:11点制で、最大3ゲームを行い、先に2ゲームを取った側が勝つ形式では、第3ゲームでどちらかが6点に達したときが入れ替えの目安です。
- 1ゲームだけの試合:11点制では6点、15点制では8点、21点制では11点が、途中で入れ替える目安になります。いずれも、どちらか一方のチームがその点数に達したときです。
大切なのは、「最終ゲームなら何点でも同じタイミング」と考えないことです。まず試合形式を知り、それに対応する入れ替えの点数を確認しましょう。
たとえば、11点制の第3ゲームで途中の入れ替えを行う場合、スコアが6対4になれば、そのラリーが終わってから両チームが移動します。ラリーとは、サーブから始まる一連の打ち合いのこと。ボールが動いている途中で移動するわけではありません。
また、目安の「6点」は両チームの合計ではなく、どちらか一方の得点です。3対3で合計6点になったから入れ替える、という意味ではありません。
途中でエンドチェンジをしても、そのゲームの得点は引き継ぎます。6対4なら、移動後も6対4から再開します。入れ替えをきっかけに、0対0へ戻すことはありません。
初心者がつまずくポイントは?
最初に混同しやすいのは、「エンドチェンジ」と「サーブする側の交代」です。サーブする権利が相手に移っても、それだけでネットの反対側へ移動するわけではありません。
サーブの権利が相手に移ることを「サイドアウト」と呼びます。似たような言葉に聞こえますが、エンドチェンジとは別の出来事です。得点に応じた右・左の位置の変更も、ネットを挟んだコートの入れ替えとは分けて覚えましょう。
もう一つ気をつけたいのは、移動後の再開です。途中のエンドチェンジでは、得点、サーブの順番、レシーブの位置を引き継ぎます。移動する前に、スコアと次にサーブする人、受ける人を声に出して確認しましょう。
移動後も、次のサーブを打つ人と受ける人は変わりません。それぞれがネットに向かったときの右・左も引き継ぎます。たとえば、次に右側からサーブする予定だった人は、反対側へ移った後も、自分たちの側から見て右のサービスコートから打ちます。
練習会では、時間で区切るなど独自の進め方を採用している場合もあります。初参加のあなたは、始まる前に次の内容を主催者や進行役へ確認してみてください。
- 何点制で、何ゲーム行いますか?
- ゲームの途中にもコートを入れ替えますか?
- 途中で入れ替える場合、どちらかが何点になったときですか?
「コートを入れ替えるタイミングだけ、先に教えてください」と聞けば十分です。途中でわからなくなったときも、ラリーが終わってから進行役や相手と確認しましょう。
エンドチェンジを覚えたら、ほかの基本ルールも少しずつ確認してみませんか。全50問・解説付きのルール検定は、理解度を確かめる際に使えます。
まとめ
- エンドチェンジは、ネットを挟んで相手とコートを入れ替えること。右・左の位置変更とは別です。
- 基本はゲーム間の入れ替え。最終ゲームや1ゲーム勝負などでは、決められた得点で途中にも入れ替えます。
- 途中の入れ替えでは得点、サーブの順番、レシーブの位置を引き継ぎます。当日の試合形式と移動する点数を先に確認しましょう。
次にコートへ行くときは、「今日は何点で入れ替えますか?」と最初に確認しておくと、試合中も迷いにくくなります。
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