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最新ニュース公開: 2026/8/25schedule10分で読めます

ペアは毎試合入れ替え、順位は勝敗でなく「合計得点」― PB1 CUP 2026が地方予選の方式を刷新、残る予選は四国9月6日・関東9月12日と日程未定の九州(第2回)

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全国8エリアの地方予選を勝ち抜いた選手が11月1日の全国大会で日本一を争う「PB1 CUP」で、地方予選の試合方式が途中で組み直された。主催する株式会社ピックルボールワン(東京都千代田区、代表取締役:熊倉周作)は7月23日に「最新版」の大会要項ページを公開し、7月31日に更新。当初告知していた「1試合あたりの平均獲得ポイントで個人ランキングを決める」方式から、予選ラウンドと決勝ラウンドを同日に行い、それぞれの合計得点で順位を決める方式へ変わった。全国大会へ進む代表の人数も増えている。

8月25日時点で残っている地方予選は、9月6日の四国予選(香川・屋島テニスクラブ)と9月12日の関東予選(神奈川・KPI横浜)、そして日程が未定の「第2回九州予選」だ。

「毎試合ペアが変わる」個人エントリー制の大会

PB1 CUPは、北海道から九州までの全国8エリアで地方予選を実施し、各エリアの代表が11月1日(日)の全国大会(会場:Sansanピックルボールコート池袋/東京都豊島区)へ進む形式の大会だ。カテゴリはOpen・35+・50+の3つで、参加費は1人7,000円(税込)。

最大の特徴は、固定ペアを組んで申し込む必要がないことだ。エントリーは個人単位で、ペアと対戦の組み合わせは大会当日に会場で発表される。公式サイトのFAQでも「固定ペアでの参加ではありません。大会当日に発表される組み合わせに従い、試合ごとに異なる選手とペアを組んで対戦します」と明記されている。「ペアがいないから大会に出られない」という層を取り込む設計になっている。

参加賞は、PICKLEBALL ONE STOREで使える1,500ポイントと大会オリジナル記念Tシャツ。

なお主催者は6月22日のプレスリリースでこの大会を「日本初」と表現しているが、その注記は「当社調べ。2026年6月現在、北海道から九州まで全国各地で予選大会を実施し、各エリア代表選手が全国大会へ進出する形式のピックルボール大会として。」という限定付きのものだ。同社の熊倉代表はリリース内のコメントで「日本国内において全国規模でプレーヤーが集い、日本一を決める大会はまだ多くありません」と述べている。

何が変わったのか — 旧要項と最新要項の違い

大会コンセプトを説明する既存ページ(2026年6月23日公開、7月23日更新)には現在も旧方式の記述が残っており、その上に「※フォーマットが変更になっています」という注意書きと最新要項へのリンクが置かれている。同ページには「試合形式、順位決定方法、表彰および全国大会代表の選出に関する内容は、上記の最新要項を優先します」との断り書きもある。両方のページが同時に公開されている状態なので、申し込み済みの人も含めて確認が要る。

公開されている両ページの記述を比べると、主な変更点は次の3つだ。

項目旧要項(コンセプトページ)最新要項(7月23日公開・7月31日更新)
ラウンド構成決勝ラウンドに関する記載なし予選ラウンドと決勝ラウンドを同日に実施
順位の決め方5試合以上を実施し、1試合あたりの平均獲得ポイント数で個人ランキングを決定予選・決勝それぞれで獲得した合計得点で決定(同点時は得失点差→抽選)
全国大会への代表各カテゴリの男女各1名に出場権を付与各カテゴリ・男女別の決勝ラウンド上位2名

予選ラウンド:5〜7名のグループで、全員と1回以上ペアを組む

最新要項によると、予選ラウンドはカテゴリ別・男女混合で行われる。予選グループは大会事務局が事前に編成し、1グループは原則5〜7名。申込時点のDUPR(デューパー)を参考に、特定のグループへ競技レベルが偏らないよう選手を均等に分散させる。

グループ内では試合ごとにペアを組み替え、グループ内の全選手と1回以上ペアを組む。ただし対戦相手として全員と当たるとは限らない。1人あたりの試合数はグループ人数に応じて4試合以上を予定している。

グループの人数や組み合わせの都合で同じ選手と2回ペアを組む場合は、1回目の試合だけが順位集計の対象となり、2回目は「交流を目的とした非集計試合」として扱われる。

予選ラウンドの試合ルールは、11点マッチ・デュースなし・6点でエンドチェンジ・サイドアウト制・セルフジャッジ・タイムアウトなし。順位は勝利数ではなく、集計対象試合で獲得した合計得点で決まる。公式サイトは「試合の勝敗にかかわらず、最後まで1点を積み重ねることが予選突破につながります」としている。

各カテゴリ・各予選グループから男子1位・女子1位が決勝ラウンドへ進む(参加人数や予選グループ数によって変更の場合あり)。

決勝ラウンド:6ブロックに分かれ、予選の成績は持ち越さない

決勝ラウンドは、Open男子/Open女子/35+男子/35+女子/50+男子/50+女子の6ブロックで実施。各ブロックの進出者がランダムにペアを組み、1人あたり3〜5試合程度を戦う。

ここで重要なのは、予選ラウンドの成績は決勝ラウンドに持ち越されないという点だ。決勝で獲得した合計得点のみで順位が決まる。

決勝ブロックの正式進出者が4名未満で試合が成立しない場合は、同じ年齢カテゴリの異性の予選敗退者から、予選の1試合平均獲得点が高い順に補充選手が選ばれる。ただし補充選手本人は決勝順位・表彰・全国大会代表選出の対象にはならない。

表彰は各区分の上位2名。全国大会代表も、九州大会を除き各カテゴリ・男女別の決勝上位2名が獲得する。すべての区分が成立した場合、1つの地方予選から最大12名が全国大会へ進出する計算だ。順位対象選手が2名に満たない区分では該当する選手のみが代表となり、残る枠は空席となる。他のカテゴリへの振り替えは行われない。

大会結果については、決勝進出者と入賞者は公表されるが、予選ラウンドの全順位・全得点は原則として一般公開されない。

DUPRは「グループ分けの参考」だけ、大会結果も登録されない

DUPRの扱いも明文化された。最新要項は、DUPRを予選グループ編成の参考としてのみ使用し、順位決定・決勝進出者の選出・表彰・全国大会代表の選出には使用しないと明記している。さらに「PB1 CUPの試合結果はDUPRには登録されません」としており、レーティングを動かしたい人にとっては目的が異なる大会ということになる。

棄権・欠場・遅刻・負傷で参加や続行ができなくなった選手は順位決定の対象外となり、その選手が関係した試合はすべてノーカウント。本人だけでなく、その試合の相手選手とパートナーも成績集計から除外される。

地方予選の日程と対象エリア

出場できるのは、該当エリアに在住または在勤している人に限られる。大会受付時に住所または勤務先を証明できるものの提示が必要だ。

エリア開催日会場
九州予選2026年7月18日(土)田川庭球倶楽部(福岡県田川郡)
中部予選2026年8月9日(日)諸の木テニスクラブ(愛知県名古屋市)
中国予選2026年8月11日(火)維新大晃アリーナ(山口県山口市)
北海道予選2026年8月15日(土)東区体育館(北海道札幌市東区)
関西予選2026年8月16日(日)江坂テニスセンター(大阪府吹田市)
東北予選2026年8月22日(土)大和町総合運動公園(宮城県黒川郡大和町)
四国予選2026年9月6日(日)屋島テニスクラブ(香川県高松市)
関東予選2026年9月12日(土)KPI横浜(神奈川県横浜市戸塚区)
全国大会2026年11月1日(日)Sansanピックルボールコート池袋(東京都豊島区)

エリアの区分は、北海道/東北(青森・岩手・宮城・秋田・山形・福島)/関東(茨城・栃木・群馬・埼玉・千葉・東京・神奈川)/中部(新潟・富山・石川・福井・山梨・長野・岐阜・静岡・愛知・三重)/関西(滋賀・京都・大阪・兵庫・奈良・和歌山)/中国(鳥取・島根・岡山・広島・山口)/四国(徳島・香川・愛媛・高知)/九州(福岡・佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島・沖縄)。

主催者は「大会概要・日程は変更になる可能性があります」と注記しており、変更があった場合は出場者へメールで連絡するとしている。

九州予選だけは扱いが異なる

九州予選は、共通の代表選出ルールとは別扱いになっている。公式サイトは「第2回九州予選は、2026年9月頃の開催を予定しています。具体的な開催日、会場および申込方法は、決定次第お知らせします」としており、8月25日時点で日程は発表されていない。7月18日に行われた第1回九州予選の優勝者は全国大会への出場権を保持しており、第2回で選出される代表とは別枠で全国大会に出場する。

全国大会の試合形式

全国大会は15点マッチ・デュースあり・8点でエンドチェンジを予定。ただし参加人数や運営の都合で変更となる場合があり、詳しい試合数・組み合わせ・順位決定方法は出場選手へ改めて案内されるという。

なお6月22日のプレスリリースでは、大会概要欄に「全国大会:2026年10月予定」と記載された箇所と、日程表に「2026年11月1日(日)」と記載された箇所が併存していた。現在の公式ページはいずれも11月1日(日)としている。

背景にある競技人口の伸び

ピックルボールワンは2026年4月21日に発表した自社調査で、国内の競技人口を推計約33万人としている。この調査はインターネット調査で、調査対象は約3万人、調査期間は2026年3月。同社はプレスリリースで、全国8エリアの予選に総勢800〜1,000名の参加を見込むとしている。

同社は2023年7月設立で、コート運営・イベント企画運営・メディア運営・ショップ運営を手がける。


参考: 株式会社ピックルボールワン公式サイト「ピックルボールワン」、PR TIMES。情報は2026年8月25日時点。大会要項は変更される可能性があるため、参加を検討する場合は必ず公式サイトの最新要項を確認してほしい。

出典

  • 株式会社ピックルボールワン「【最新版】PB1 CUP 2026|全国大会出場をかけた地方予選の大会概要・試合形式」(2026年7月23日公開/2026年7月31日更新) https://pickle-one.com/column/pb1cup2026-2/
  • 株式会社ピックルボールワン「PB1 CUP|全国8エリアの予選を勝ち抜き、日本一を決めるピックルボール全国大会」(2026年6月23日公開/2026年7月23日更新) https://pickle-one.com/news/pb1-cup2026/
  • 株式会社ピックルボールワン プレスリリース「日本初(※1)全国8エリアの予選を勝ち抜いた代表が集結。ピックルボール日本一決定戦『PB1 CUP』開催決定、参加者募集!」PR TIMES(2026年6月22日) https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000025.000133975.html
  • 株式会社ピックルボールワン プレスリリース「【日本のピックルボール市場調査2026】競技人口33万人、潜在1,189万人―"36倍の成長余地"が示す成長初期市場」PR TIMES(2026年4月21日) https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000024.000133975.html

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