まずは、パドルを握ったときに、薬指と手のひら付け根の間へ反対の手の人差し指1本がちょうど収まる太さを目安にしてみましょう。
初めてパドルを選ぶときは、サイズの数字を見ても「自分の手に合うの?」と迷いますよね。未経験のあなたも、試し握りで確かめるポイントがわかれば、候補を比べやすくなります。
この記事では、グリップサイズの意味、試し握りの3つの手順、購入前につまずきやすい点を紹介します。重さや打つ面の厚さとは分けて、握る部分の太さに絞って見ていきましょう。
そもそもグリップサイズとは?
グリップは、パドルの持ち手の部分です。グリップサイズは一般に、その持ち手をぐるっと一周した長さ、つまり「周囲の長さ」を指します。持ち手の幅や直径とは違うので、商品説明を読むときに区別しておきましょう。
サイズはインチで表示されることがあります。1インチは2.54cmです。商品によっては「グリップ周囲」と「グリップの長さ」が別々に載っているため、太さを比べるときは周囲の欄を確認してください。
細めなら誰にでも合う、太めなら握りやすい、とは言い切れません。まずは指と手のひらの間の隙間を見て、そのうえで無理なく握れるかを確かめると選びやすくなります。
試し握りで確認する3つの手順
店頭や貸出用のパドルで、次の順番に確認してみましょう。購入前の試し握りでは、周囲に人や物がない場所で、振らずに手元を見るだけでも比較できます。
- 利き手で持ち手を握る。指の隙間を作ろうとして握り方を変えず、強く握り込まない状態から始めましょう。持つ位置も、比較するパドル同士でなるべくそろえます。
- 薬指と手のひら付け根の間にできる隙間へ、反対の手の人差し指を入れる。人差し指1本がちょうど収まる太さが目安です。押し込まないと入らないのか、入れても余裕が大きいのかを見ます。
- 隙間の確認後、人差し指を抜いて握り心地を比べる。指が窮屈ではないか、持ち手が太くて指を回しにくくないか、力を入れ続けないと落ち着かない感じがないかを確かめましょう。
この隙間を使う確認方法は「インデックスフィンガーテスト」と呼ばれます。名前は難しく見えますが、反対の手の人差し指を使った、太さの目安を確かめる方法です。
人差し指が入りにくければ細すぎる可能性があり、隙間が大きく余るなら太すぎる可能性があります。ただし、指の太さや手の形にも違いがあるため、この結果だけで決めず、握ったときの感覚と合わせて判断してください。
可能なら、太さが異なる候補を持ち比べてみましょう。「どちらが力を入れすぎずに持てるか」を言葉にすると、サイズ表の数字だけを見るより違いを整理しやすくなります。
初心者がつまずくポイント
試し握りができないときは?
手の寸法から候補を絞る「ルーラーテスト」もあります。利き手の薬指の先端から、手のひら下側の横しわまでを定規で測り、その長さをグリップ周囲の目安にする方法です。
多くの人では4〜5インチ(約10〜13cm)が目安とされています。ただし、この範囲に合わせる必要はありません。自分の測定値を参考にしつつ、通販ではサイズ交換や返品の条件も購入前に確認しておくと安心です。
数字が同じなら、握り心地も同じ?
同じ周囲の表示でも、持ち手の形や巻かれているグリップの感触によって、握った印象が違うことがあります。以前使ったパドルと同じ数字でも、試せる場合は手に取って確認しましょう。
あとからテープで調整すれば大丈夫?
持ち手の上から巻く薄いテープを「オーバーグリップ」と呼びます。重ねると一般に太さが増すため、使う予定があるなら、巻いた状態での握り心地も確認したいところです。
太すぎる持ち手を細くする調整は、元の構造によって難しい場合があります。「あとで調整できるはず」と決めず、お店で相談してみましょう。握って痛みやしびれが出る場合は、無理に使い続けず試用をやめてください。
パドル選びのほかの項目も整理したくなったら、用途別の選び方をまとめたギアガイドも参考にしてください。
まとめ
- グリップサイズは、基本的に持ち手の周囲の長さ。商品の「グリップの長さ」と区別して確認する。
- 試し握りでは、薬指と手のひら付け根の間に、反対の手の人差し指1本がちょうど収まる太さを目安にする。
- 指の隙間だけで決めず、窮屈さや力みも確認する。試せない場合は、ルーラーテストと交換条件の確認を参考にする。
次にパドルを手に取ったら、指の隙間と握り心地の両方を確かめてみましょう。
パドル選びと一緒に、打てる場所も探したい方へ。公式LINEでお住まいの都道府県を送ると、その県のコート・施設一覧を受け取れます。 公式LINEを友だち追加する
